泥沼通信

祭りの戦士 @ กลับมาจากกรุงเทพฯ

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
20
21
22
23
24
25
26
27
28
02


ゴットフリート・ベームのセザンヌ論

を図書館で借りて読む。返さなきゃならないので、ざっと読んだだけ。

セザンヌが自然を見つめるとき行っているのは、現象学で言うところの「エポケー」だという指摘、セザンヌの仕事はマラルメのそれと類縁性があるという指摘などピンとくる内容だった。
とりわけ「近代のよそよそしさ(疎外)に対してセザンヌは絵画を用いて回答した」という意味の言葉に惹かれた。

それにしても未だに理解できないのは有名なセザンヌの言葉が、「自然は球体、円錐体、円筒体として取り扱わなければならない。そのすべてが透視図法(遠近法)に従い、物体と平面の前後左右が中心の1点に集中されるべきである」だ。キュビズムにインスピレーションを与えたというのだが、この言葉をエミール・ベルナールに語った頃のセザンヌの絵は平面的で、球体や円錐形など感じさせる部分は少ないし、ましてや遠近法とは無縁な絵になりつつあった。なんとかこの言葉の納得ゆく謎解きをしたいのだが、、、


Comments

お帰りになられたのですね!
ご覧のとおりの悲惨な日本ですが、とりあえずご苦労さまでした。

仰有るように印象主義が輪郭とか奥行きとか「意味」が未だ立ち上がらぬ前人称的領野への帰還だとすれば要素還元的なキュビズムとどうつながるのかサッパリわかりません。
バルタンさん
ご無沙汰です。無事に右傾化した美しい国に帰ってまいりました。ま、タイの方も軍事政権になっちゃってますが。

いわゆるモダニズム的なアヴァンギャルド解釈は一掃されるべきで、セザンヌについても現象学的な解釈をより研ぎ澄まして読むべきだと思っています。が、日本に帰ってきたらかえって生活が厳しくなって、マンガが進んでいません(涙)

Leave a Comment


Body

目次

 前衛芸術研究室
 

 セザンヌ講義1@電子書籍

 セザンヌ講義@ニコニコ静画
 おすすめコラム集
 ギャラリー
 シチュアシオニスト文庫
 garage sale
 オンライン読書会
 After the last sky


カテゴリー 累計
全記事一覧
前衛芸術研究室 28
亡霊退治 62
アート・建築・デザイン 29
思想など 144
旅行・タイなど 60
ニュース・時事など 31
フンデルトワッサー 12
中西夏之 3
日記・その他 115
記憶の底から 15
音楽 6
Category: None 21
反芸術研究室 1
最新のコメント
Twitter
タグcloud
 
アクセスカウンター
   




 
 
プロフィール

荒井賢 (Ken Arai)

 住所 埼玉県越谷市
 生年月日 1964年2月15日
 職業 アニメーション背景制作
 連絡先 araiken#mac.com #を@に置き換えてください。


 

link rel=