泥沼通信

祭りの戦士 @ กลับมาจากกรุงเทพฯ

 

Category: 中西夏之   Tags: 芸術  中西夏之  

Response: Comment: 2  Trackback: 0  

夏のための


 この美しい絵画に出合ったのは20代初めの頃、個展を開く画廊を物色するため銀座のギャラリー街をうろついていたときだ。その頃の僕の絵といえばコキタナイもので、友達にはゲロの絵だなんて言われていた。ポストモダンな時代の雰囲気がイヤで、ドロドロした人間臭い表現を求めていたからだ。
 ところが、この中西夏之の絵画の美しさ、高雅さはどうだろう。なにか格の違う高貴さを感じた。こんな絵もありうるのだ…………そう思った。
 その後、僕は作品を創らないという戦略を選んだ。しかし中西夏之は今も同じような、タブローを描き続けている。が、それは相変わらず美しく妖しい輝きを放ち続けている。もう60歳ぐらいになる人だというのに…………。
 中西夏之の絵画は、僕の作品を創らないという戦略に疑問符を突きつける。自分の選択が間違ってるとは思ったことはない。しかし事態はそう単純ではない、ということを思い出させてくれる。
 どうだろう。これは絵であって絵でないのではないだろうか?僕の脳裏に浮かんでくるのはタブローという平面の前で舞を舞っている中西夏之の姿なのだ。

09 2004 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
目次
エントリー
2004年09月10日の記事

カテゴリー 累計
全記事一覧
前衛芸術研究室 28
亡霊退治 67
アート・建築・デザイン 29
思想など 144
旅行・タイなど 60
ニュース・時事など 31
フンデルトワッサー 12
中西夏之 3
日記・その他 117
記憶の底から 15
音楽 6
Category: None 23
反芸術研究室 6
最新のコメント
Twitter
タグcloud
アクセスカウンター
   




プロフィール

荒井賢 (Ken Arai)

 住所 埼玉県越谷市
 生年月日 1964年2月15日
 職業 アニメーション背景制作
 連絡先 araiken#mac.com #を@に置き換えてください。



Archive

RSS