泥沼通信

祭りの戦士 @ กลับมาจากกรุงเทพฯ

 
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僕の chim↑pom が、、、怒ってます!

 東京・JR渋谷駅構内に展示されている画家、故岡本太郎氏の壁画「明日の神話」に、アート集団「Chim↑Pom」(チンポム)が、東京電力福島第1原発事故を思わせるベニヤ板張りの絵を張り付けたことを明らかにした問題で、警視庁渋谷署は19日、軽犯罪法違反容疑などでメンバーから事情を聴く方針を固めた。

壁画落書き アート集団聴取へ



怒ってます!



 岡本太郎の壁画に福島第一の原子炉建屋の落書きがされて話題になっていたことは知ってるね。僕も画像を見て思わずニヤッとしてしまったよ。あれは chim↑pom というアーティスト集団の手になるものだった。chim↑pom については僕はそれほど評価する気はないのだが、軽犯罪法違反容疑なんてことになってくると擁護しないわけにはいかないだろう。
 まずもって岡本太郎の絵はすべて悪質な落書きみたいなものだし、彼の存在そのものがほとんど犯罪的だったんだ。天才だか狂人だかわからないような芸術家やその作品も、本人が亡くなってその瘴気も半減期とともに薄れてくると、もう守るべき文化財ということになってしまうらしいね。みんなも知ってるかもしれないけど、岡本太郎にとっては作品を作っている時の情熱が全てであって、作り終わったものに関してはどーでもよかったんだよ。太陽の塔に反体制の学生が登って大騒ぎになったことがあったけど、太郎はそれを逆に面白がって自らカメラに収めていたんだ。だからこの程度の落書きに過剰に反応する必要は全くないよ。第一、メンバーから事情を聞く方針って、何を聞くって言うんだい? あの原子炉建屋がすべて語ってくれている。野暮な話じゃないか。
 それ以上に気になるのは警察のゼロ・トレランスな捜査のほうだ。以前にもこんな事件があったけど、本当に社会空間に開かれた裂け目、いわゆる「割れ窓」を取り締まることには異常なほどご熱心だ。まるで戦時中の憲兵みたいだよ。こうした管理が作り出している、何とも古臭くて偏狭な道徳によって締め上げられた社会というものに果たして健全さなんてものがあるのかな? 警察の方々もそんなつまらない捜査なんかやめて、世界的に環境を汚染している非常に迷惑千万な発電所を国民をだまくらかして作ったり運転したりしてきた悪人や、福島の子供たちを安全デマで危険に追いやっている犯罪者たちを取り締まったほうがいいと思うのだが、どうだろう?


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2011年05月20日の記事

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プロフィール

荒井賢 (Ken Arai)

 住所 埼玉県越谷市
 生年月日 1964年2月15日
 職業 アニメーション背景制作
 連絡先 araiken#mac.com #を@に置き換えてください。


 

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