泥沼通信

祭りの戦士 @ กลับมาจากกรุงเทพฯ

 

Category: 前衛芸術研究室   Tags: 芸術  マンガ  前衛芸術研究室  

Response: Comment: 0  Trackback: 0   Community: Theme[絵画・美術] Genre[学問・文化・芸術]

フリードリッヒ・ニーチャの前衛芸術研究室 セザンヌ講義24
















次のページへ

Category: 亡霊退治   Tags: 思想  芸術  

Response: Comment: 0  Trackback: 0   Community: Theme[絵画・美術] Genre[学問・文化・芸術]

アンドレ・ブルトンというアヴァンギャルドのドン(首領)が

「芸術においては、生命の危険を冒さずには、いかなる偉大な探検も企てえない、また芸術家は誰しも、たった1人で金羊毛を探しに再び出かけねばならない。」と言っている。また、奇しくもペシミスティックな批判理論で有名な思想家テオドール・アドルノも
「……芸術の上で抵抗力をとり戻せるのは,ひっきょう社会的にも要求されている客観的な事柄が,時には絶望的な孤立化においてのみ守りぬかれることにもたじろがぬ者だけだ。見せかけの必然性や法律によりかからず,完全に独力でそれを仕遂げる用意のある者だけに,孤立無援な人間の映像にとどまらぬものが,いつか叶えられるかもしれないのである。」と、文化の唯一の希望を前衛の中に見て取っている。

私たちの時代の惨憺たる文化状況への危機感から生まれた運動がシュルレアリスムであり、アドルノの言葉なのであろうが、結局どちらも「芸術」というブルジョワ的概念にアヴァンギャルド(前衛)運動を回収してしまっている。しかもまるで芸術家が「芸術=作品創造」のために絶望的に孤立し、生命の危険にさらされねばならない、みたいな話になっている。さらにアドルノなら、そうして勝ち取られた芸術作品も商品化を逃れることか出来ないから云々と、ペシミスティックなオチをつけて話をまとめるんだろう。

そうじゃなくて、アヴァンギャルドが探検に出かけるのは、私たちの日常生活や文化の退屈さに我慢ならないからであって、金羊毛などを捕まえるためではない。孤独と危険を伴った探検のときめきの瞬間自体が目的なのであり、文化という言葉を当てはめるなら、探検によって獲得した物(芸術作品)にではなくて、探検そのもの(生)に当てはめなければならない。

Category: 前衛芸術研究室   Tags: 芸術  思想  

Response: Comment: 0  Trackback: 0   Community: Theme[絵画・美術] Genre[学問・文化・芸術]

レヴィナスは芸術を

…エゴイスティックな「享受」と断罪してるものだと思い込んでいたが、あれあれっ? そーゆーことでもないってことなのか?

「芸術の運動とは知覚を離れ感覚を復権させること,対象を参照することなく質を取り出すことにある。志向は対象に至ることなく,感覚そのものの中で彷徨う。そして感覚の中での,すなわち「アイステーシス aisthesis 」の中でのこの彷徨いこそが,美的な esthetique 効果を生み出すのである。感覚は対象へと導く道ではなく,そこから遠ざける障害物なのである。感覚はもはや主観的な秩序にも属さない。感覚は知覚の素材ではない。芸術において,感覚は新しいエレマン[元基] element として浮かび上がる。むしろ,感覚はエレマンの非人称性 impersonnalite へと回帰するのである。(『実存から実存者へ』)」

なんていう、まるでセザンヌ論のようなことを語っているらしい。面白そうなのでちょっと調べてみたいと思う。

01 2014 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
目次

カテゴリー 累計
全記事一覧
前衛芸術研究室 28
亡霊退治 67
アート・建築・デザイン 29
思想など 144
旅行・タイなど 60
ニュース・時事など 31
フンデルトワッサー 12
中西夏之 3
日記・その他 117
記憶の底から 15
音楽 6
Category: None 23
反芸術研究室 6
最新のコメント
Twitter
タグcloud
アクセスカウンター
   




プロフィール

荒井賢 (Ken Arai)

 住所 埼玉県越谷市
 生年月日 1964年2月15日
 職業 アニメーション背景制作
 連絡先 araiken#mac.com #を@に置き換えてください。



Archive

RSS