泥沼通信

祭りの戦士 @ กลับมาจากกรุงเทพฯ

 

Category: 日記・その他   Tags: タイ  家族  

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下校風景

 おやっ? これはどこのバスターミナルだろう。
 実はこれ全部バンコク日本人学校のスクールバスです。
 朝夕、これら100台以上のバスのせいでラマ9世通りソイ17は大変な混雑です。このバスたちは学校の敷地を出ると、それぞれマンションの入り口まで児童を送り届けます。日本人の住むマンションはほとんどガードマンの常駐する高級マンションですから、実に日本人の子供たちは(魑魅魍魎の蠢く?)タイ人たちの世界に触れることなく安全に日々を過ごすことができるというわけです。
 まあ、ほとんどの子供たちは親の仕事の都合で(その親も会社の辞令によって)たかだか数年の予定でのバンコク滞在ですから日本人社会からこぼれ落ちることなくここで過ごすことができるというのは理にかなっているといえます。しかし、タイ人の世界が海外生活の単なる書割の風景になってしまうのはやはり勿体無い。
 海外生活が長期化する人や日本人社会の閉鎖性が嫌な人などは子供をインターナショナルスクールに入れることもあるようです。私の勤める会社のすぐ横にもインター校がありますが、欧米系の白人、中国系、インド系、そしてお金持ちのタイ人などいろんな人種の子供たちが集まっているようです。こういう環境で子供を育てるなんてイカシテルよなあと正直思います。が、いずれにせよ、こういう学校に子供を入れることが出来るのはタイ人でも中産階級以上の世帯であり、バンコクの人口の大部分を占める庶民たちの世界からはやんわりと切り離されています。
 来たくてここに来たわけではないかもしれませんが、せっかくの機会です。子供たちよ、すこしでもタイに触れて何かを得て日本に帰って欲しい。このオジサンのようにぬかるみにはまって身動きが取れなくなる必要はまったくありませんが(涙)、違う文化からは必ず何か学べるはずなのです。

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プロフィール

荒井賢 (Ken Arai)

 住所 埼玉県越谷市
 生年月日 1964年2月15日
 職業 アニメーション背景制作
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